2015年8月4日火曜日

なんとなく

なにを望んで歌を歌うのか、

なにを望んで音をならすのか。

考えれば考えるほど

なんとなくやってるだけな気がする。

生きる、生活する、繋がる、

全てが意志なく漂っている。

それでも音の中にいるとごく稀に

生命が弾むような気がするのだ。

そうすると世界はとても綺麗になるのだ。

世に生きる人々はそんな瞬間を意識的に手にするのだろう。

僕には皆目見当もつかないことである。

だからなんとなく色々と過ぎていく。

ただただ怠け者なだけかもしれない。

手を伸ばしたつもりで伸ばせていないかもしれない。

足を運んだつもりで動けていないのかもしれない。

それだって、僕には全く認識できないことだ。

なるほど。

自分を客観的に認識できないってことなのかもしれない。

そうだとして、

なにをどうすればいいのか見当もつかない。

けれども、取り掛かるより良い手はないだろうなぁ。

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