もうかれこれ20年以上は音楽を演奏する側でいる。
10年くらいはベース奏者だった。
そのほか全ての時間は歌うたいだった。
音楽はいい。
何がいいかは説明できないけど、無くてはならない。
でも、自分自身から生み出される音楽はどうだろうか?
僕にはなんとも言えない。
僕にとって歌うことは、無くてはならない。
それが誰かの無くてはならないになるんだろうか?
そもそも音楽を無くてはならないものとして生活する人がどれだけいるのか。
見ず知らずの男の、誰も知らない歌。
社会的価値は0に等しい。
いろんなお店に歌いにいって出会う見ず知らずの人の歌。
目の前で聴いたら、それはその人そのものなんだと気づく。
それに気づいたら、その歌は、価値なんかを通り越して尊い。
そう感じて楽しめるのは、音楽が好きだからだと思う。
そこまで音楽に興味が無ければ、そんな尊さは暑苦しいだけだろう。
ごくたまに、ちゃんと音楽としての魅力を秘めた人と音楽に出会う。
僕が果たして、暑苦しいものなのか、ちゃんとした音楽を奏でるものなのか。
自分にはわからない。
でも、無くてはならないなら、歌い続けていくんだろうなってことだけは
はっきりしている。
8月21日(水)
京橋セブンデイズ
「いい夜になるから」
〜ゆったり40分ライブ!〜
[出演]岸本丈夫/川内 聡一朗/KOHEI/安並清花
前売り¥2300/当日2800(1D1F別途¥1000)
開場18:00/開演19:00
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