ちょっと前からマイク一本での録音では、
録れる音の空間がなんだか狭く感じて、
マイクを2本たてて録音をはじめた。
そうすると手持ちのマイクプリアンプは1チャンネルなので、
レコーダー直での録音になってしまった。
狙いは当たって空間はすごくいい感じになったけど、
なんかのっぺりした音に感じる。
これは2チャンネルのマイクプリアンプを買うべきか?
それともそこそこ良い1チャンネルのマイクプリアンプを試してみるか?
それなら空間も余さず録れるかもしれない。
そこから検討、ヤフオクを物色しはじめる。
たくさんのマイクプリアンプを検討し、
試行錯誤で録音し、何度か落札を逃したり。
もうこれはいよいよ音にも納得いかんし、お金を貯めて
ええのを一発買ってみるか?との考えもよぎる。
いや待って、さすがに本職でもないのに高額すぎるやろ?!
とか逡巡を繰り返していると、ふとあるマイクプリアンプが目に留まる。
ローランドのマイクモデリングプリアンプってやつだ。
名前はRoland MMP-2。
あれ?これええんちゃうの?2チャンネルやし。
有名どころのマイクプリアンプのモデリングも搭載してる。
調べてみるとなんでか人気がないらしい。
調べてるうちに激安品を発見し、速攻で買ってしまった。
さっそく使ってみるとちとノイズがなぁってことで
まずメンテナンスをする。
オスメスジャック、電源、ケーブル端子と色んなところを磨き
アルファジーニアスに通電し、ウォームアップ。
なんとかノイズを激減させることに成功したので早速録音。
録音した音を聞いてびっくり!
なんて立体感のある音か、自分の声がすごく魅力的に聴こえる。
マイクプリアンプでこんなに音ってちがうのか?!
これならもっと早く……いや、これが巡り合せってやつや。
これは良い。少しチャンネル2のファンタム由来のノイズがでかいが
なんとでもなる。
さぁこの音やったらそろそろ音源をつくるのもまんざらでもなくなってきたな。
どうしようかな?つかどうしたらえんやろ?
まぁいろいろ調べてみるか。
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